アニメと同人の楽しみ方、それは原作を見ないこと?!

 アニメの基本構成というのは、毎期12話前後の話数で放送して、時には2クールと呼ばれる放送で24話前後の放送があります。その中で、オリジナルのアニメというのはかなり少なく、ほぼ原作が存在します。

 私は漫画もラノベもアニメも大好きなのですが、アニメとして見たい作品があるときには絶対に先に原作を読み進めることはしません。私はアニメも原作もどちらもその世界にどっぷりと入り込みたいタイプです。そのため原作を先に読んでしまうと、キャラクター毎に大体このキャラクターはこんな声だなと脳内で再生してしまっているので、アニメとのギャップがどうしても生まれてしまうのです。

 大げさではあるのですが、例えば私の中では少しか細く品のある声で脳内再生しているキャラクターがいたとして、アニメ化されて放送された時に野太くしゃがれた声であてられていたら、それだけで私が描いていた世界観とずれてしまうわけです。そうなると、どうしても物語が進んでいく中で声ばかりが気になってしまうので、いまいち入りきらない事が起こってしまいます。

 それとは逆に、先にアニメを見てから原作を読むと、アニメで放送された声がそのまま脳内で再生されるので何不自由なく世界観を味わえることができるのです。

 私の傾向としては、アニメを見てから原作を買うという原作を先に買うタイプよりも情報がかなり遅くなるミーハータイプに分類されるかと思うのですが、それはそれで私は楽しめているので気にはなっていません。そして何が一番このタイプが良いかといいますと、アニメの最終話が終わった時になにか物悲しさに似た感覚が襲うかもしれませんが、原作では続きあるということです。

 アニメと同じ形で原作も終わっているものも有りますが、それは調べればすぐわかることです。そうすると、アニメでは終わりを迎えた作品が原作で生き返るというこの興奮は、アニメを見た後に原作を買うタイプにしか分からないことだと思います。

 そもそも原作を読んでからアニメを見ると無駄に悪い点ばかり評価してしまうことになりますからね。声がもう少し違うよーだとか、原作ではココではこうなのに省略してるよーといったところですかね。そこも含めて、私はあえて先にアニメを見てから原作を読んで見るという方法をお勧めしています。

 少し話がズレますが、原作ありきから発展する日本文化に『同人』というサブカルチャーが存在します。こちらは逆に原作を知って、原作のファンの方達が二次創作などを行うことから、『同じ志や趣味の人たちの集まり』という意味で同人という言葉だそうです。例えばコミックマーケットなどで頒布される同人誌などは、人気のゲームや漫画などの二次創作ジャンルが多いのですが、同人ダウンロード業界に限ってはそうではありません。

 DLSITEやDMMなどに代表されるダウンロード販売が主流な同人作品(CG集やコミックなど)は、むしろ二次創作よりもオリジナルもののエロ同人がより多くの読者に受ける性質があります。オリジナルなのに同人?と、あまりピンと来ない方は、ネットで特集されているサイトを参考にしてみてください。例えば 抜けるエロ同人作品をダウンロード! というサイトでは、主にオリジナルものの人気のエロ同人作品が一覧で見ることができます。

 何が言いたいかと言うと、商業のアニメ作品であろうと同人であろうと、ほかのエンターテインメントであろうと、やはりオリジナルの原作を大切に、楽しみにしていきたいということですね。
投稿日:2016年7月13日

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