大人になって感じた初代『ガンダム』アニメの影響力。

 数あるガンダムシリーズですが、なかでも初代ガンダムは大人になるにつれてより好きになったという人が多いと思います。今でも根強い人気があります。初代ガンダムは秀逸なストーリーはもとより、最も私が注目すべきは強烈な個性のキャラクター達とモビルスーツのデザインの良さ、この二点です。

 キャラクターを印象付ける面白いセリフが沢山出てきます。大人目線でみると余計に面白いです。特に主人公アムロの宿敵シャアのセリフはインパクトが強く「デキル大人の言い回し語録」みたいに聞こえます。このカッコよさの最大の要因は、声優の声質によるものですが、マスクをつけたミステリアスな風貌もその一因です。「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを」このセリフを職場でぼそっと言うオヤジが結構いますが、皆ガンダムが好きなんですね。記憶にも残りやすい逸品な台詞ばかりです。

 ガンダム関連ビジネスの最大の功績は何といっても、いまだに進化し続けているガンダムのプラモデル、通称「ガンプラ」の存在でしょう。最近ではガンプラの世界選手権があるくらい世界中で愛されています。初代ガンダム放送時1980年から始まって30年以上経った今のガンプラはより精巧なディティールが品質に求められ、プラモデルなのに可動する関節部分などをはじめ、子供相手のおもちゃでゃはなく完全に対象が大人なのです。なので10,000円を超える物もあります。もちろん80年代当時風のハリボテ感満載の数百円のシリーズもあります。ガンプラが売れたのは何といっても、ガンダムに登場するモビルスーツと呼ばれるロボット達のデザインが素晴らしかったというほかにありません。「むき出しのパイプにモノアイ」これに男子、オヤジは弱いのです。

 初代ガンダムの付加価値は、続編やサイドストーリーが描かれれば描かれるほど高まっています。すごいアニメだと今更ながら思います。新しいシリーズも制作されているガンダムですが、やはり根っこの初代ガンダムを1度は必ず観てもらいたいですね。
投稿日:2016年7月11日

観たい!おすすめアニメの感想記事やアニメに関するコラムなど

同人系サイト
アニメ・漫画系サイト
アイドル・AV女優
面白いアダルトコラム