動きが魅力!アニメーター・板岡錦氏の描く少女たち

 アニメを見るとき、何に着目して見ていますか?ストーリー?作画?声優?様々あると思いますが、今回注目したいのが「原画のアニメーター」です。

 殆どの日本のアニメは人間の手描きで作られていますから、もちろん描いた人がいます。その中でも特に、動きの要所を担当している人のことを「原画」と呼ぶんです。彼らはキャラクターデザインや作画監督の指示にしたがって絵を描きますが、人間ですからその人の絵の特徴がどうしても出るものです。昔のアニメだと「先週は可愛かったのに今週は可愛くない」という「悪い特徴」が頻繁に出ていました。しかし、技術が発達し視聴者の目も肥えてきた昨今では「良い特徴」が見られることが多いんです。

 その「良い特徴」がわかりやすい原画マンとしてぜひご紹介したいのが、プリキュアシリーズの原画などで知られるアニメーター・板岡錦氏です。2001年頃から活動されているスタジオライブ所属のアニメーターで、主に東映アニメーション制作の子供向けアニメで活躍されています。彼の原画の特徴は、なんといってもその動きの良さ。

 たとえば、2013年放送の「ドキドキ!プリキュア」におけるキュアロゼッタの変身バンクでは、大胆な構図とそれを繋ぐ滑らかな動きで、他のメンバーと一線を画しています。また、2015年放送の「Go!プリンセスプリキュア」43話では、トップモデルを目指す天之川きらら/キュアトゥインクルがきらびやかにランウェイを歩く場面では、その煌めきと笑顔に圧倒されます。

 自信のツイッターでも「ポートレート」としてよくキャラクターのイラストをアップしており、単にお仕事としてだけではなく、作品に対する深い愛情を感じます。
現在放送中の「魔法使いプリキュア!」でも一部バンクなどの原画を担当されており、今後にも期待大です!

 いかがだったでしょうか?普段とは違った視点からアニメを楽しんでみると、またひとつ魅力がみつかるかもしれません。そして気に入ったアニメを見つけたときは、アニメ製作の裏側、つまりアニメーターや原画家にも注目してみてください。きっとアニメの楽しみ方の幅が増えますよ。
投稿日:2016年7月10日

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