『東のエデン』のあらすじと、その芸術的な背景の美しさ

 私が大好きなアニメに『東のエデン』という作品があります。この作品は、かなり素晴らしかったのですが、あまり批評を見かけないので、少し語ってみたいと思います。

 この作品の魅力の一つは、美しさにあると思います。他のアニメではありえないほど美しいんです。ですがそれは、アニメーションの美しさとは違います。背景です。たとえば空港だとか、古びた家の中だとか、そういう場所で、主人公が話したり、笑ったりします。人物は見ずに、背景を見てしまいます。それほど美しいんです。こんなに美しい背景は見たことがありません。

 特に主人公とヒロインが、空港を歩いているシーン。とても美しいです。一時停止して、ずっと見ていたいほどです。それほど美しく、空港が描かれています。空港を、これほど美しく見て、描いた人はいないんじゃないでしょうか。

 もちろん、それだけではなく、ストーリーも面白いです。ちなみに、キャラクターデザインは『ハチミツとクローバー』で著名な、羽海野チカが担当しています。

 ストーリーですが、主人公は記憶を失ったまま、全裸で、ホワイトハウスの前にいます。すると目の前に、警察に尋問される少女がいるので、助けます。その後、全裸で何も持ってなかったけど、携帯だけは持っていたので、それを頼りに、自分の家と思しき場所に行きます。すると、そこには、大量のパスポートがあります。驚くことに、全部、主人公のパスポートです。にもかかわらず、国籍も、名前も、全部違っています。

 主人公はパスポート一つを持ち、ヒロインの先ほどの少女と、日本へ向かいます。すると携帯に電話がかかってきます。電話の内容は、あなたには100億円近いお金があります。あなたにはそれを、全額使い切る義務があります、というものでした。

 どんどん面白キャラクターが登場し、背景の美しさは最後まで変わらずの、大変すばらしいアニメです。
投稿日:2016年7月10日

観たい!おすすめアニメの感想記事やアニメに関するコラムなど

同人系サイト
アニメ・漫画系サイト
アイドル・AV女優
面白いアダルトコラム