ジョーカーゲーム!スパイ展開が面白いオススメのアニメ

 アニメのジョーカーゲームを見ました。小説が原作となっているスパイミステリーで、ストーリー展開の面白さにハマリました。

 正直第1話を見た時は、時代背景が昭和12年という世界大戦真っ只中の話であることから、戦争ものにあまり興味がない私は馴染めるかなと思っていました。しかし、それほど戦争の内容を色濃く出しているわけではなく、スパイの内容を掘り下げているので、すぐにストーリーに入り込んでいけました。

 ジョーカーゲームは、毎回話によって中心となる人物が変わります。ありとあらゆる特殊技術を身につけたD機関メンバーの凄わざが飛び出すのが痛快でした。ある時は、とっさに粉塵爆弾で危機を逃れたり、相手の裏の裏を読んで事を運ぶなどするので、こんな技術が自分にもあればなと羨ましく思うことばかりでした。

 印象的だった回は、真木克彦としてドイツに潜伏していた三好が、不運な列車事故に遭い、命を落としてしまった第11話の「棺」です。これまで、完璧にスパイ活動してきた彼らの誰かがまさか死ぬことになるとは思ってもみなかったので、これには驚きました。死んだ後のこともどうなるかしっかり予測して、常に準備しているのにも流石と言うしかありませんでした。三好は、ドイツでの情報を流しているメンバーのリストを襟に隠して、それを知らせるために、死に際に血の跡を襟につけていました。最後の最後までスパイの仕事を全うするところに感服しました。

 さらに、三好の遺体を確認しにきた、結城中佐の行動も印象的でした。普段は冷酷なイメージがありましたが、三好の遺体を前にして目と閉じる行為をしたところを見て、初めて結城中佐の人間味を感じました。それにより、ますますジョーカーゲームが面白いと感じるようになりました。

 ストーリーはほぼ一話完結のような形だったので、毎回テンポよく話が進んでいくのが見やすかったです。ただ、最終回の終わり方に物足りなさを感じました。ジョーカーゲーム第2部があるとしたら、必ず見たいと思っています。
投稿日:2016年7月19日

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