宮崎駿とジブリアニメの魅力は何なのか?

 私の記憶が確かならば、宮崎駿さんのスタジオジブリ作品のアニメのほとんどは観させて頂いたように思います。何故観たのかと聞かれればやはり魅力があったと申しあげるしかありません。その魅力を私の思い入れのあるアニメと共に自分なりに伝えられればと思います。

 やはり宮崎アニメの良さといえば、作画やアニメーションが素晴らしいことは勿論ですが、一番の肝は、あの圧倒的なストーリー性にあるのではないでしょうか。様々な作品がありますが必ずと言っていいほど我々人類への警鐘をアニメを通して伝えようとしていると感じずにはいられません。

 最近で言えば、あの子の命はひこうき雲~とユーミンさんの軽快な歌声が主題歌の『風立ちぬ』ですね。この映画をもって宮崎駿さんは引退を宣言されたわけですが、その引退に恥じない作品を残されたのではないでしょうか。

 おりもおり世の中では安保法制が話題になっております。あの作品では自分の作った零戦が結局一機も帰って来なかったと悲壮に暮れる主人公の場面があります、そして焦土と化した日本。考えさせられます。

 そして私の中でもかなりの上位を占めるのは『風の谷のナウシカ』です。ただでさへかわいいナウシカのチャーミングさとアグレッシブさのギャップにはやられましたね。そして腐海の森のある訳や、巨神兵の優しさやオウムなど登場するもの全てが結局命の営みのためにあったのだと知った時は感動致しました。そして最後に『もののけ姫』ですね。

 自分の腕にかかった呪いを消す術を求めてアシタカが旅に出る。そしてその旅の途中で山犬の娘サンに出会い、物語は深みをおびて行きます。アシタカが言った『我が名はアシタカ』なんて一回言ってみたいですね。その後に登場するおっことヌシやでいたらぼっち、しょうじょうやコダマなどの山の神々。これこそ大地と共に暮らしてきた日本の映画と言えるのではないでしょうか…。
投稿日:2016年7月10日

観たい!おすすめアニメの感想記事やアニメに関するコラムなど

同人系サイト
アニメ・漫画系サイト
アイドル・AV女優
面白いアダルトコラム